ユーモア溢れる独自の説法で全国に数多くのファンを擁してきた故・高田後胤師。法相宗管長、薬師寺住職として100万巻お写経勧進を発願。荒廃した伽藍の再興に人生を捧げてきた師の歩みや志を、長女でエッセイストの高田都耶子さんにお話しいただいた。
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エッセイスト
高田都耶子
たかだ・つやこ
昭和31年奈良県生まれ。白百合女子大学文学部卒業。エッセイストとして活躍する一方、講演活動にも力を入れる。著書に『名師の訓え』『父・高田好胤』『父からの贈りもの』(いずれも講談社)。『後生大事に』(芸術新聞社)。