「五箇条の御誓文」が日本の民主主義の端緒をひらいた——。そう語るのは日本政策研究センター代表の伊藤哲夫氏である。御誓文は日本が近代化を推し進める上で中心的な役割を果たし、その内容は日本がこれから目指すべき道標ともなり得るという。御誓文に込められた明治天皇や先人の思いについて語っていただいた(絵:『五箇條御誓文』(乾 南陽)聖徳記念絵画館蔵)。
日本政策研究センター代表
伊藤哲夫
いとう・てつお
昭和22年新潟県生まれ。新潟大学卒業。国会議員政策スタッフなどを経て、保守の立場から政策提言を行う日本政策研究センターを設立。現在日本会議常任理事、日本李登輝友の会常務理事。著書に『明治憲法の真実』『教育勅語の真実』(共に致知出版社)『憲法かく論ずべし』(日本政策研究センター)など。