そこにどういう人がいるかであらゆる組織の盛衰は決まるという。明治日本が西洋列強に伍する国家へ発展を遂げたのは、各界に優秀な人物がいたからに他ならない。日本の歴史・人物に造詣の深い岡田幹彦氏に、明治時代を代表する英傑の生き方と言葉を繙いていただいた。彼らに共通する信条とは何か。教科書では決して学べない感動の真実がここにある。
日本政策研究センター主任研究員
岡田幹彦
おかだ・みきひこ
昭和21年北海道深川生まれ。國學院大學中退。学生時より日本の歴史・人物の研究を続け、月刊『明日への選択』に数多くの人物伝を連載すると共に、全国各地で歴史講座や歴史講演会を行う。平成21-22年『産経新聞』に「元気のでる歴史人物講座」を連載(103回)。著書に『親日はかくして生まれた』(日本政策研究センター)『日本の誇り103人』『日本の偉人物語1-4』など多数、最新刊に『日本の母と妻たち』(いずれも光明思想社)。