その半生において行政、立法、そして司法の三権すべてに関わってきた人物がいる。98歳のいまも現役の弁護士として活動する相沢英之氏だ。戦後、ソ連に抑留されること3年。後に国家の中枢に身を置きつつ、生かされた命を燃やし続けた相沢氏の足跡をお話しいただいた。
弁護士
相沢英之
あいざわ・ひでゆき
大正8年大分県生まれ。昭和17年東京帝国大学(現・東京大学)法学部政治学科卒業。48年大蔵省事務次官、51年衆議院議員初当選。9回当選の後、平成15年引退。17年弁護士登録。勲一等旭日大綬章受章。全国強制抑留者協会会長。著書に『ボルガは遠く』(ぶんか社)など。