「異端の三樹彦」と称されながらも、一途に自分の信じる道を歩み続けてきた俳人がいる。伊丹三樹彦氏、御年97。17文字に人生のすべてを投じてこられた氏の波瀾の半生を、句作に賭ける思いとともに語っていただいた。
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俳人
伊丹三樹彦
いたみ・みきひこ
大正9年兵庫県生まれ。13歳で俳句を始める。昭和12年『旗艦』(日野草城主宰)に拠る。21年同人誌『まるめろ』創刊。24年『靑玄』(日野草城主宰)創刊に参画。31年日野草城没後、『靑玄』の主宰を継承する。44年写俳運動を興し、「写俳亭」と名乗る。その後、写俳の取材活動は40か国に及ぶ。平成15年現代俳句大賞を受賞。現代俳句協会顧問。