100ヘクタール、野球場約100個分に及ぶ広大な敷地に広がるArk館ヶ森(岩手県一関市)。自然や動物たちと触れ合えるだけでなく、生産者が丹精込めて育てた豚肉や羊肉・放し飼い鶏の卵、無農薬野菜などを購入、堪能することができるArk館ヶ森には、年間20万人もの人々が訪れるという。夫で創業者である橋本輝雄氏と共に、今日のArk館ヶ森をつくり上げてきた会長の橋本志津氏、その志に共鳴する志ネットワーク「青年塾」代表の上甲 晃氏のお二人に、夢を実現していく要諦、いのちを育み、日本の明るい未来をつくる農業のあり方について語り合っていただいた。
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志ネットワーク「青年塾」代表
上甲 晃
じょうこう・あきら
昭和16年大阪市生まれ。40年京都大学教育学部卒業、松下電器産業(現・パナソニック)入社。56年松下政経塾に出向。理事・塾頭、常務理事・副塾長を歴任。平成8年松下電器産業を退職、志ネットワーク社を設立。翌年青年塾を創設。著書に『志のみ持参』『続・志のみ持参』『志を教える』『人生の合い言葉』『松下幸之助の教訓』(いずれも致知出版社)など。
Ark館ヶ森会長
橋本志津
はしもと・しづ
昭和23年埼玉県生まれ。埼玉県立熊谷女子高校卒業後、養豚業を営む橋本輝雄氏と結婚。養豚業の事業拡大を目指す中でより広い土地を求め、51年岩手県藤沢町(現・一関市)に移住し、㈲橋本ファーム岩手牧場を開設。その後、「食はいのち」の理念のもと、ハーブガーデン、手づくり㈲館ヶ森ハム工房の設立などに取り組み、平成4年に館ヶ森アーク牧場(現・Ark館ヶ森)を開設。創業者の夫・輝雄氏の急逝により13年に社長に就任。21年より会長。
100ヘクタール、野球場100個分の広大な敷地に広がるArk館ヶ森の全景
夢を追い続けた創業者の橋本輝雄氏