連載 20代をどう生きるか
20代をどう生きるか
  • 指揮者小林研一郎

〝諦め〟がひらいた
音楽の世界

情熱的な指揮で聴衆を魅了する「炎のマエストロ」こと小林研一郎氏。82歳の現在も、週に一度のペースで2時間を超す公演の指揮を執っている。氏の音楽家としてのスタートは作曲であり、20代は自身と向き合い試行錯誤を重ねてきた時期だったと振り返る。そんな氏の歩みから、道を切りひらく要諦を学ぶ。

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指揮者

小林研一郎

こばやし・けんいちろう

昭和15年福島県生まれ。東京藝術大学作曲科、指揮科の両科を卒業。49年第1回ブダペスト国際指揮者コンクール第1位、特別賞を受賞。その後、多くの音楽祭に出演する他、ヨーロッパの一流オーケストラを多数指揮。平成14年の「プラハの春音楽祭」では、東洋人初のオープニング「わが祖国」を指揮。ハンガリー国立フィル桂冠指揮者、名古屋フィル桂冠指揮者、日本フィル音楽監督、東京藝術大学教授、東京音楽大学客員教授などを歴任。ハンガリー政府よりハンガリー国大十字功労勲章(同国最高位)等を、国内では旭日中綬章、文化庁長官表彰、恩賜賞・日本芸術院賞等を受賞。