二宮尊徳の名が世に広く知られるきっかけとなった伝記『報徳記』。そこには数々の復興事業の業績とともに尊徳の教えが高弟・富田高慶の手によって記されている。この度、本書を『超訳 報徳記』として現代に蘇らせた経済コラムニスト木村壮次氏に時代を超え、人のあるべき姿を描いた『報徳記』を紐解いていただいた。
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経済コラムニスト
木村壮次
きむら・そうじ
昭和19年東京都生まれ。東京都立大学卒業後、経済企画庁(現・内閣府)に入庁。退職後は東洋大学現代経営学部教授を務める。最新刊に『超訳 報徳記』(致知出版社)がある。