連載 人生を照らす言葉
人生を照らす言葉
  • 国際コミュニオン学会名誉会長鈴木秀子

遠藤周作
『深い河』(後編)

「彼女の乳房はもう老婆のように萎びています。でもその萎びた乳房から乳を出して、並んでいる子供たちに与えています」遠藤周作『深い河』(後編)──私たち人間は、物質的な豊かさだけでは心の充足感を得ることができません。真の心の喜びを得るために心の深いところで煩悶を続けています。『深い河』の後編ではその回答を探ることにします。

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    国際コミュニオン学会名誉会長

    鈴木秀子

    すずき・ひでこ

    東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。聖心女子大学教授を経て、現在国際文学療法学会会長、聖心会会員。日本にエニアグラムを紹介。著書に『自分の花を精いっぱい咲かせる生き方』『幸せになるキーワード』(共に致知出版社)『死にゆく人にあなたができること』(あさ出版)『機嫌よくいれば、だいたいのことはうまくいく。』(かんき出版)など多数。