致知電子版の印刷物は配布しないようにお願い致します。利用規約でも配布は禁じられています。
稲盛和夫氏。日本を代表する経営者として、その名を知らない人はいまい。京セラやKDDIを創業し、それぞれ1.8兆円、5.4兆円を超える大企業に育て上げ、倒産したJALの会長に就任すると、僅か2年8か月で再上場へと導いた。功績はそれだけに留まらない。中小企業経営者の勉強会「盛和塾」の塾長を務め、国内56塾、海外48塾、塾生数は約1万5,000名に及んだ。日本発の国際賞「京都賞」を創設し、人類社会に多大な貢献をもたらす人物の顕彰を続けてきた。稲盛氏が語り明かした「人生と経営」、そして「繁栄への道」――。2018年5月号特集「利他に生きる」の巻頭を飾り、本誌最後のインタビューとなった記事をここに再録する。