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強豪ひしめく全日本剣道選手権大会で史上最多の6度優勝、さらには史上初の2連覇(2度)という偉業を成した神奈川県警察剣道名誉師範の宮崎正裕氏。今年(2023年)5月には、剣道家として最高位である範士八段の称号を授与された。60歳になるいまもなお道場で剣を交え、後進を教え導き、日本剣道界を牽引し続けている。剣一筋50余年の歩みから宮崎氏が掴んだ勝ち続けるための要諦、そして人生を勝利に導く大事とは――。
神奈川県警察剣道名誉師範、剣道範士8段
宮崎正裕
みやざき・まさひろ
昭和38年神奈川県生まれ。東海大付属相模高校を卒業後、神奈川県警に奉職。以後、史上最多の全日本剣道選手権大会優勝6回(2度の連覇含む)、世界選手権大会個人優勝、全国警察剣道選手権優勝、世界選手権団体優勝、全国警察剣道選手権大会団体優勝、全日本選抜七段選手権優勝、全日本選抜八段優勝大会優勝(2連覇)など前人未到の戦績を残す。神奈川県警察剣道首席師範を経て現在は剣道名誉師範。令和5年剣道範士八段。第15~18回世界選手権女子日本代表監督。指導者としても5人の日本一(全日本剣道選手権優勝者)を育てる。著書に『勝ち続ける技術』(サンマーク出版)。