世界はいま歴史を変える大きな分岐点にある——新型コロナウイルス感染症は拡大の一途を辿り、収束に向かう気配は未だない。コロナ禍によって世界の政治・経済・安全保障情勢は一層目まぐるしく激変している。だが、日本人の多くが国際情勢に関して3つの誤った認識を持っているという。それは何か。さらにはコロナ後の世界の流れはどこに向かうのか。米中対立はどう展開するのか。
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京都大学名誉教授
中西輝政
なかにし・てるまさ
昭和22年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、米国スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24年退官。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『国民の覚悟』『賢国への道』(共に致知出版社)『国民の文明史』(PHP文庫)『日本人として知っておきたい世界史の教訓』(育鵬社)など多数。