去る9月27日の自民党総裁選の結果、石破茂新政権が発足した。そのちょうど1か月後、衆議院議員総選挙が行われ、11月5日にはいよいよアメリカ大統領選挙も実施される。憲法改正、「台湾有事」と問題は山積みだ。来年(2025年)は戦後80年の節目を迎えるが、この重要かつ危うい局面の中で、私たち日本人に求められる視座とは何か。そこを見誤ってはならない。
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京都大学名誉教授
中西輝政
なかにし・てるまさ
昭和22年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、米国スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24年退官。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『国民の覚悟』『賢国への道』(共に致知出版社)『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)『アメリカ外交の魂』(文藝春秋)『帝国としての中国』(東洋経済新報社)等多数。近刊に『シリーズ日本人のための文明学2 外交と歴史から見る中国』(ウェッジ)。