日本人のアイデンティティを深く探求し、実に35年の歳月を傾け『古事記』の注釈書『古事記伝』を完成させた江戸期を代表する国学者・本居宣長。その偉人を主神として祀る本居宣長ノ宮の植松有麻呂宮司に、宣長が明らかにした日本人の心、いま求められる生き方について紐解いていただいた。
この記事は約11分でお読みいただけます
本居宣長ノ宮宮司
植松有麻呂
うえまつ・ありまろ
昭和11年大阪府生まれ。商社に勤務しながら神職の資格を取得。60年に本居宣長ノ宮に奉職し、先代の後を継いで平成6年より宮司を務める。
SNSにシェア