愛する娘を難病で亡くした経緯から、宿泊・滞在施設「リラのいえ」の開設など、病気と闘う子どもとその家族を支援する活動に20年近く取り組んできた横浜こどもホスピスプロジェクト代表理事の田川尚登氏。いま、小児緩和ケアを提供する「子どもホスピス」設立に向けて邁進している田川氏に、その原点と活動に懸ける思いを語っていただいた。
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横浜こどもホスピスプロジェクト代表理事
田川尚登
たがわ・ひさと
昭和32年神奈川県生まれ。平成15年より、仕事をする傍ら小児医療支援活動に関わり、NPO法人スマイルオブキッズを設立。20年難病と闘う子どもにつき添う家族が利用できる宿泊・滞在施設「リラのいえ」を横浜市に開設。現在はNPO法人横浜こどもホスピスプロジェクト代表理事として、小児がん等で治療方法のない子どもたちと家族のための支援施設「子どもホスピス」の2020年までの開設を目指して活動している。