この夏が憲法改正に向けた最後のチャンス——5月末、令和初となるトランプ大統領の国賓訪日に始まり、同時期に実施された欧州議会議員選挙、6月半ばの安倍総理のイラン訪問、6月末に大阪で開催されたG20サミット。世界情勢は目まぐるしく変化している一方、いよいよこの7月に、日本は選挙を迎える。改憲勢力による3分の2の議席を確保し、2020年の改正憲法施行に向けて準備を進められるか。正念場は続く。
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京都大学名誉教授
中西輝政
なかにし・てるまさ
昭和22年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、米国スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24年退官。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『国民の覚悟』『賢国への道』(ともに致知出版社)『国民の文明史』(PHP文庫)など。近著に『日本人として知っておきたい世界史の教訓』(育鵬社)がある。