中村 哲医師。国際NGO・PMS(平和医療団・日本)総院長、NGO「ペシャワール会」の現地代表として35年間にわたり、アフガニスタンとパキスタンでハンセン病患者や難民への医療活動、灌漑設備の普及活動に尽力してきた。2019年惜しくも凶弾に倒れた中村医師と長年共に歩んできた村上 優氏に、その活動の足跡や中村医師の生き方から学ぶべきことを伺った。
この記事は約11分でお読みいただけます
ペシャワール会 会長
村上 優
むらかみ・まさる
昭和24年福岡県生まれ。49年九州大学医学部卒業。同年国立肥前療養所(現・国立病院機構肥前精神医療センター)入職。平成16年同・臨床研究部長、18年琉球病院長、26年榊原病院長。30年さいがた医療センター院長特任補佐。4年ペシャワール会事務局長、18年ペシャワール会副会長を経て、29年ペシャワール会会長。令和元年PMS(平和医療団・日本)総院長。