2019年2月号
特集
気韻生動
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気韻きいん生動せいどう

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    気韻生動――絵や書などで気品がいきいきと感じられること、と広辞苑にある。名画などには確かにこの表現がぴったりくる作品が多い。本号で紹介した東山魁夷ひがしやまかいいもそういう作品を数多く残している。
     
    絵をはじめ書や作陶にも独自の世界をひらいた中川一政なかがわかずまさも、気韻生動を大切にした人である。ずばり気韻生動を評した言葉がある。