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  • 京都大学名誉教授中西輝政

日本にとっての正念場

この6月は日本にとっての正念場である——令和の時代を迎え、1か月が過ぎた。御代替わりに伴う10連休で、日本列島は祝賀・行楽ムード一色となったが、その間も世界は激動していることを忘れてはならなない。米中貿易戦争の再燃、宗教対立によるテロの応酬、北朝鮮のミサイル発射、イラン危機の深刻化……。何と言っても今月はG20サミットが大阪で開催される。そして7月には参議院議員選挙。この正念場をどう乗り越えるのか。日本の大きな分かれ道だ。

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京都大学名誉教授

中西輝政

なかにし・てるまさ

昭和22年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、米国スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24年退官。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『国民の覚悟』『賢国への道』(ともに致知出版社)『国民の文明史』(PHP文庫)など。近著に『日本人として知っておきたい世界史の教訓』(育鵬社)がある。