連載 歴史の教訓 226
歴史の教訓
  • 上智大学名誉教授渡部昇一

名門企業の凋落で海外が浮き足立っている。
この動きは危険だ。
技術と人材を守り、国益を守らなくてはいけない

名門シャープが買収された。だが、これを単なる経済活動の側面と見て済ませるのは甘いというほかない。日本の技術と人材は外資や背後で動く国家の垂涎の的なのだ。流出を許せば、日本は国益を損じることを覚悟しなくてはいけない。それでいいのか。

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上智大学名誉教授

渡部昇一

わたなべ・しょういち

昭和5年山形県生まれ。30年上智大学大学院西洋文化研究科修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.,Dr.phil.h.c.平成13年から上智大学名誉教授。著書は専門書の他に『日本興国への道』『伊藤仁斎「童子問」に学ぶ』『日本の活力を取り戻す発想』など多数。最新刊に『歴史の遺訓に学ぶ』(いずれも致知出版社)。公式ファンクラブに「昇一塾」。http://www.shoichi‐juku.com/