本物そっくりの心臓模型をはじめ、依頼があったアイデアを120%の形で具現化する試作品メーカー・クロスエフェクト。2000年の創業以来、事業を発展させてきた背景にはドラッカーの経営哲学があったという。竹田正俊社長に人生と経営で大切なこととは何かを伺った。
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クロスエフェクト社長
竹田正俊
たけだ・まさとし
昭和48年京都府生まれ。平成8年立命館大学卒業後、米国シリコンバレーに4年間留学。12年マンションの一室で3Dのデータ作成サービスを開始し、翌年試作専門の会社「クロスエフェクト」を設立。21年心臓の3Dモデルを開発。23年3D心臓モデルをはじめとした医療関係に特化したクロスメディカルを設立。25年「第5回ものづくり日本大賞」にて最高賞である内閣総理大臣賞を受賞。著書に『「世界一速い会社」の秘密』(ダイヤモンド社)がある。