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朝鮮半島情勢は一気に融和に転じた。これが日本の危機と直結していることを、日本人は自覚しているのだろうか。浮ついた気分は一掃しなくてはいけない。——平昌五輪が目前に迫ってきた。朝鮮半島にはそれまでの緊張が嘘のような空気が漂っている。しかし、これが「危機の徴候」であることを自覚しなくてはいけない。そして次に来る危機の標的となるのは、この日本なのである。
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