酸素ボンベをつけず、体力と精神力を鍛え上げることで8,000メートル級の山々を踏破してきた無酸素登山家の小西浩文氏。幾度も命の危機に遭遇しながらも、それを回避してきた小西氏は、 どのような心の習慣を身につけていたのだろうか。
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無酸素登山家
小西浩文
こにし・ひろふみ
1962年石川県生まれ。15歳で登山を始め、1997年に日本人最多となる「8,000メートル峰6座無酸素登頂」を記録。20代後半から30代前半にかけて3度のがん手術を経験。がん手術の合間に2座の8,000メートル峰、ブロード・ピークとガッシャーブルムⅡ峰の無酸素登頂に成功。がん患者による8,000メートル峰の無酸素登頂は人類初となる。現在は、経営者向けの講演活動なども続ける。