第2次世界大戦末期、祖国日本、そして愛する人を守るために沖縄の海へと消えていった陸軍特別攻撃隊(特攻隊)の若者たち。戦後70余年が過ぎたいま、彼らが命を懸けて遺したメッセージを、いまを生きる私たちはどのように受け止めればよいのか。知覧特攻平和会館の語り部を長年務めてきた川床剛士さんに語っていただきました(写真:知覧特攻平和会館に保存されている「海軍零式艦上戦闘機」の前で)。
この記事は約13分でお読みいただけます
知覧特攻平和会館語り部
川床剛士
かわとこ・たけし
昭和15年鹿児島の知覧町生まれ。昭和38年3月防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊に任官し指揮官、幕僚、教官職等を歴任。定年退官後は、地元企業を経て平成12年10月から知覧特攻平和会館の語り部として従事。