2017年9月号
特集
閃き
インタビュー③
  • いちやまマート城山店青果部メイト勝俣千恵子

考え続ける
先に閃きが
生まれる

山梨県を中心に13店舗を展開するいちやまマートの城山店に勤務する勝俣千恵子さん。パートタイマーでありながら、次々と魅力ある売り場づくりに挑戦し、果物だけで1か月で2,000万円もの売り上げを上げた実績を持つ。お客様に愛される売り場づくりはどのようにして生み出されるのか。常に挑戦を続けてこられた勝俣さんの行動力の原点に迫る。

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私を支えた言葉

──勝俣さんはいちやまマート城山店のメイト(パート)さんとして勤務してこられる中で、例えば1日で林檎を1,300個販売するなど、ものすごい売り上げを上げてこられたそうですね。

ありがとうございます。でも、そういった成果は私だけの力ではなくて、店長さんや周りの方々の協力があってこそだと思っています。それに私は社長にすごく感謝していて、うちの会社はメイトさんでも一所懸命努力して頑張れば、きちんと評価してくださるんですよ。
実際、頑張ってした仕事が認められて、もっと仕事が任されるようになると、嬉しいじゃないですか。そうやって努力していけばもっとよい道が開けるかもしれないと思って、自分なりにずっと頑張ってやってきました。
ただ、私はこちらに勤めて30年くらいが経つんですけど、60歳を前にメイト係長を降りることになって、いまは若い世代に仕事を教えながら、主に仕事の補助をしています。その当時は、まだまだやれるって自分では思っていたんですけど、やっぱり時代の流れなのかなと。
それに、そうやって納得できたのは、自分が本当に一所懸命やってくることができたからだと思うんです。そうやって思えるくらい仕事をしてこられたっていうのは、本当にありがたいですね。

──それだけ精いっぱい仕事に打ち込んでこられたわけですね。

ええ。それと、これは私が入ってすぐのことですけど、他のメイトさんで納得できないような仕事をしている方がいたんです。それがどうしても気になって、ある時、当時の課長に「仕事は好きで頑張りたいけど、何だか辞めたい気分なんです」って相談に行ったことがあるんですよ。そうしたら課長が、「人間というのは、努力をしていれば必ずいいことがあるよ」って、そう言われました。
それから30年近くが経ちますけど、この言葉はいまだに心から離れなくて、常に私の支えになってくれました。きっとこの言葉が私の心の奥底にあったからこそ、何があっても、もうちょっとだけ頑張ってみようって踏ん張ることができたんだと思います。

いちやまマート城山店青果部メイト

勝俣千恵子

かつまた・ちえこ

昭和30年山梨県生まれ。49年河口湖精密入社。63年いちやまマートにパートとして入社。青果部メイト係長、課長などを経て、現在に至る。