劇団四季。言わずと知れた日本を代表するミュージカル集団である。23歳のフリーターから5年掛かりで合格を果たし、入団8年目で主役の座に就いた佐藤政樹氏、40歳。数々の失敗と挫折を乗り越え、夢を摑んできた波乱万丈の人生を振り返りつつ、劇団四季で学んだ一流プロの心得について語っていただいた。
ウィルフォワード所属人材育成トレーナー
佐藤政樹
さとう・まさき
昭和50年静岡県生まれ。平成10年明治大学卒業後、フリーターとなる。その後、劇団四季と気象予報士のダブル合格を決意し、23歳からクラシックバレエに挑戦。5年後ダブル合格を果たし、平成15年劇団四季入団。『ライオンキング』『ハムレット』などへの出演を経て、入団8年目に『人間になりたがった猫』で主役を務める。現在は劇団四季での経験をもとに、企業や教育機関で研修や講演を行っている。著書に『幸運は、なぜ「むこう」からやってくるのか』(学研パブリッシング)。