日本初のアルミパウチ(アルミ性の袋)入りヨーグルト「岩泉ヨーグルト」を筆頭に、岩手県岩泉町の自然の恵みと手間隙をかけた製法にこだわった数々の商品が人気を博す岩泉ホールディングス。かつては3億円近くの累積赤字がありながらも、今日の発展を遂げるに至ったのはなぜか。創業5年目の社長就任以来、同社を牽引してきた山下欽也氏にその挑戦の軌跡を伺う中で見えてきたもの。それは、運をつかむ要訣に他ならない。
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岩泉ホールディングス社長
山下欽也
やました・きんや
昭和31年岩手県岩泉町生まれ。50年岩泉高等学校卒業後、農業の専門学校に入学。51年JA岩泉町に入組。平成17年岩泉乳業に入社。工場長を経て、21年社長に就任。28年ホールディングス体制に移行。著書に『あたりまえという奇跡』(センジュ出版)がある。
添加物を一切使わずに、岩手の厳選した生乳と乳酸菌だけでつくられた 「岩泉ヨーグルト」。もっちりとした食感と生乳のこく深い味わいが特徴