特製「幻の手羽先」で人気を博す居酒屋「世界の山ちゃん」と、最高級魚として知られるとらふぐを通年、廉価で味わえる専門店「玄品」。共に個人店から海外展開まで果たした有名チェーンである。しかしその道程には創業者急逝という岐路があった。最愛の夫を失う悲運を受け止め、主婦からそれぞれ経営を引き継いだ山本久美代表と山口久美子社長。2人の奮闘記に、運をつかむヒントを探る。
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エスワイフード代表
山本久美
やまもと・くみ
昭和42年静岡県生まれ。愛知教育大学卒業後、愛知県内で小学校教員になる。小学生のミニバスケットボールクラブを創設し、3度の全国優勝を果たす。平成12年エスワイフード創業者・山本重雄氏との結婚を機に専業主婦に。28年重雄氏の急逝に伴い入社、代表取締役となる。
玄品グループ関門海社長
山口久美子
やまぐち・くみこ
昭和47年大阪府生まれ。平成4年帝塚山学院短大卒業後、関門海創業者・山口聖二氏と結婚。17年の聖二氏急逝から7年後の24年関門海入社。CI推進部、執行役員を経て29年副社長、30年より社長。令和5年「女将のカウンター」を開き、週1回自ら現場にも立つ。