世に子育てに関する本は数多あるが、何を指針にすればよいか迷う方もいらっしゃるのではないだろうか。日立製作所や東京大学先端科学技術研究センター等で、50年以上にわたり脳科学の研究を重ねてきた小泉英明氏に、子供の脳の発達段階に則した子育ての要諦を繙いていただいた。人間が幸せに生きるための本質とはいかなるものかを気づかせてくれる。
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東京大学先端科学技術研究センターフェロー
小泉英明
こいずみ・ひであき
昭和21年東京都生まれ。46年東京大学教養学部基礎科学科卒業、同年日立製作所計測器事業部入社。51年東京大学に論文を提出し、理学博士。基礎研究所所長、技師長などを経て、平成29年同社名誉フェロー。31年東京大学先端科学技術研究センターフェロー。世界初の微量元素の測定手法、国産初の超電導型MRI(磁気共鳴描画)装置を開発。さらに、fMRI(機能的磁気共鳴描画)装置や光トポグラフィ法によって、脳科学と教育、科学と倫理の問題にまで研究対象を広げてきた。日本工学アカデミー顧問。著書に『アインシュタインの逆オメガ 脳の進化から教育を考える』(文藝春秋)など。