世界情勢を見る際、常に念頭に置いておくべき「3つの構図」——7月21日に参議院議員選挙が行われた。この結果を踏まえて、今秋以降、国会では憲法改正に向けた新たな動きが展開されていくだろう。G20大阪サミットで議長としてリーダーシップを発揮し、意見の異なる各国首脳をまとめ、大きな成果を上げた安倍首相だが、ここから本当の手腕が問われる。米中露の三大国といかに付き合っていくか。その時に忘れてはならない「3つの構図」とは。
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京都大学名誉教授
中西輝政
なかにし・てるまさ
昭和22年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、米国スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24年退官。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『国民の覚悟』『賢国への道』(ともに致知出版社)『国民の文明史』(PHP文庫)など。近著に『日本人として知っておきたい世界史の教訓』(育鵬社)がある。