13歳でブラジルへ渡り、〝バナナ王〟の異名を取るまでの大成功を収めた山田勇次氏。雄大な彼の地で運営する農場の数は18、総面積は1万ヘクタールにも上ぼるという。相次ぐ困難から氏はいかにして立ち上がり、道なき道を切り拓いてきたのか。その生気に満ち溢れた道のりを振り返っていただいた。
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ブラスニカ会長、ジャナウバ元市長
山田勇次
やまだ・ゆうじ
昭和22年北海道生まれ。36年家族とともにブラジルへ入植。42年ブラスニカ創業。バナナ栽培を手掛ける。平成25年会長。同年ジャナウバ市長(~28年)。