首都圏を中心に「日高屋」「来来軒」をはじめとした中華料理チェーンを約450店舗展開するハイデイ日高。同社を裸一貫で立ち上げ、一代で東証プライム上場の大企業へと発展させたのが神田 正氏、83歳。いまなお経営の第一線を走り続ける氏の底知れぬ情熱はいかにして育まれたのか。紆余曲折を経て、天職に巡り合った若かりし歩みにその答えを探る。
(ハイデイ日高会長)
神田 正
かんだ・ただし
昭和16年埼玉県生まれ。中学卒業後、15回以上の転職を重ねた末、ラーメン業界に足を踏み入れる。48年「来々軒」開店。53年日高商事(現・ハイデイ日高)を設立。平成14年「日高屋」開店。18年東証一部上場。21年より現職。著書に『熱烈中華食堂日高屋:ラーメンが教えてくれた人生』(開発社)がある。