片やプロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」を優勝常連チームに成長させた島田慎二氏。片やプロ野球チーム「横浜DeNAベイスターズ」を5年で黒字化させた池田 純氏。共に経営危機に陥っていたスポーツチームを短期間でV字回復させた二人に、その奇跡の歩みや成功の要諦、リーダー論などを縦横に語り合っていただいた。
千葉ジェッツふなばし会長
島田慎二
しまだ・しんじ
昭和45年新潟県生まれ。日本大学法学部卒業後、旅行代理店を経て、平成13年に海外出張専門の旅行会社を設立。21年リロ・ホールディングに全株式を売却し、コンサルティング会社リカオン設立。24年ASPE(現・千葉ジェッツふなばし)社長に就任。15年Bリーグ理事に就任。令和元年より現職。著書に『千葉ジェッツの奇跡』(KADOKAWA)『オフィスのゴミを拾わないといけない理由をあなたは部下にちゃんと説明できるか?』(アスコム)などがある。
埼玉ブロンコスオーナー
池田 純
いけだ・じゅん
昭和51年北海道生まれ。早稲田大学商学部卒業後、住友商事、博報堂等を経て平成19年にDeNA入社。執行役員マーケティングコミュニケーション室長から、NTTドコモとDeNAとの合弁会社の社長を務めた。23年にプロ野球界史上最年少の35歳で横浜DeNAベイスターズ初代球団社長に就任。31年さいたまスポーツコミッション会長。令和2年より現職。著書に『空気のつくり方』(幻冬舎)『スポーツビジネスの教科書』(文藝春秋)などがある。