2018年、ノーベル生理学・医学賞を受賞した京都大学特別教授・本庶 佑氏。その功績は、がん細胞を攻撃し死滅させるという従来の免疫療法にはなかった新たな免疫システムを発見し、がん治療の未来をひらいたことにある。遺伝子研究の第一人者である村上和雄氏はいま、本庶氏の研究にどのような期待を寄せているのだろうか。
筑波大学名誉教授
村上和雄
むらかみ・かずお
昭和11年奈良県生まれ。38年京都大学大学院博士課程修了。53年筑波大学教授。平成8年日本学士院賞受賞。11年より現職。23年瑞宝中綬章受章。著書に『スイッチ・オンの生き方』『人を幸せにする魂と遺伝子の法則』『君のやる気スイッチをONにする遺伝子の話』(いずれも致知出版社)など多数。