バイオテクノロジーを使った遺伝子組み換え食品が、いま世界を覆い尽くそうとしている。一方、日本国内ではそうした潮流に対して、安全性の面から疑問が呈されて久しい。2018年4月に主要農産物を守ってきた「種子法」が廃止されたこの機に、イネの中心とした作物が直面する新たな課題を考察する。
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筑波大学名誉教授
村上和雄
むらかみ・かずお
昭和11年奈良県生まれ。38年京都大学大学院博士課程修了。53年筑波大学教授。平成8年日本学士院賞受賞。11年より現職。23年瑞宝中綬章受章。著書に『スイッチ・オンの生き方』『人を幸せにする魂と遺伝子の法則』『君のやる気スイッチをONにする遺伝子の話』(いずれも致知出版社)など多数。