高橋亜美さんは長年、児童虐待によって深い傷を負った多くの子供たちと向き合い続けてきた。深刻化する一方の厳しい現実や忘れ難い子供たちとの出会いを交えながら、私たちはこの問題をどのように受け止め、乗り越えたらよいのかをお話しいただいた。
アフターケア相談所「ゆずりは」所長
高橋亜美
たかはし・あみ
昭和48年岐阜県生まれ。日本社会事業大学卒業。自立援助ホームのスタッフを経て、平成23年アフターケア相談所「ゆずりは」所長に就任。著書に『はじめてはいたくつした』『嘘つき』『はじまりのことば』(いずれも百年書房)など。