解剖学者にして昆虫収集家、さらには大ベストセラーとなった『バカの壁』などの著書を通し、切れ味鋭い人間観察や社会批評でも知られる養老孟司氏。若き日の体験や活動の土台となるポリシーをお話しいただき、その豊かな才能の源を探った。
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解剖学者
養老孟司
ようろう・たけし
昭和12年神奈川県生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入り、同大学教授に就任。平成7年退官、同大学名誉教授に。幼少期から親しむ昆虫採集と解剖学者としての視点から、自然環境から文明批評まで幅広く論じる。平成元年『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。著書は他に『唯脳論』(青土社・ちくま学芸文庫)『バカの壁』(新潮新書)など多数。