致知電子版の印刷物は配布しないようにお願い致します。利用規約でも配布は禁じられています。
去る1月2日、弊誌でもお馴染みのイエローハット創業者・鍵山秀三郎氏が91歳でお亡くなりになった。一代で国内有数の自動車用品チェーンへと育て上げたばかりでなく、トイレ掃除を社会運動にまで高め、「掃除の神様」の異名を取ったことはつとに有名である。その破格の人生が示唆するものは何か。鍵山氏と親交の深かった上甲 晃氏と田中義人氏、そして鍵山氏のご子息である鍵山幸一郎氏に在りし日を振り返っていただき、鍵山氏が我われに遺してくれたものについて語り合っていただいた。
鍵山秀三郎氏
志ネットワーク「青年塾」代表
上甲 晃
じょうこう・あきら
昭和16年大阪市生まれ。40年京都大学教育学部卒業と同時に、松下電器産業(現・パナソニック)入社。56年松下政経塾に出向。理事・塾頭、常務理事・副塾長を歴任。平成8年松下電器産業を退職、志ネットワーク社を設立。翌年青年塾を創設。著書に『志のみ持参』『松下幸之助に学んだ人生で大事なこと』『人生の合い言葉』など。最新刊に『松下幸之助の教訓』(いずれも致知出版社)。