「愛は経営の魂」、そう断言するのが大阪を中心に運送業を営む宮田運輸社長の宮田博文氏。ある死亡事故をきっかけに、管理型経営から「心をベースにした経営」に180度切り替え、子供たちの絵がラッピングされたトラックで荷物を運んでいる。「愛で行ったことは愛で返ってくる」と語る宮田社長に、その改革の全容を伺った。
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宮田運輸社長
宮田博文
みやた・ひろふみ
昭和45年大阪府生まれ。高校卒業後、祖父が創業した宮田運輸に入社。運転士、専務などを経て平成24年社長に就任。19年には京セラ創業者・稲盛和夫氏が主宰する経営塾「盛和塾」に入塾。26年「こどもミュージアムプロジェクト」を開始。令和2年盛和塾の後継として誕生した実践経営者道場「大和」代表世話人に就任。著書に『社長の仕事は社員を信じ切ること。それだけ。』(かんき出版)がある。