人間は誰でも試練や逆境を避けて通りたいと願う。しかし、厳しい経験を通してこそ人間的成長が得られることが学問的にも明らかになってきているという。肯定的な考え方がいかに人生を好転させていくのか。前号に続いて、現代社会におけるポジティブ心理学の意義を考えてみたい。
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筑波大学名誉教授
村上和雄
むらかみ・かずお
昭和11年奈良県生まれ。38年京都大学大学院博士課程修了。53年筑波大学教授。平成8年日本学士院賞受賞。11年より現職。23年瑞宝中綬章受章。著書に『スイッチ・オンの生き方』『人を幸せにする魂と遺伝子の法則』『君のやる気スイッチをONにする遺伝子の話』(いずれも致知出版社)など多数。