生命体が健康に生きる上で必要な高品質のミネラルが21種類も含まれ、〝奇跡の塩〟として国内外から注目を浴びている「ぬちまーす」。その製塩・販売、普及に情熱を燃やす高安正勝氏に、国際的な特許を取得した世界初の特殊製法「常温瞬間空中結晶製塩法」の開発秘話と、ぬちまーすに秘められた力、「塩で人類を救う」という志について語っていただいた。
ぬちまーす社長
高安正勝
たかやす・まさかつ
昭和22年沖縄県具志川市(現・うるま市)生まれ。47年国立琉球大学理工学部物理学科卒業後、南西航空(現・日本トランスオーシャン航空)入社。60年同社退社後、洋蘭栽培に携わる。平成9年独自の製塩技術「常温瞬間空中結晶製塩法」を開発し、ベンチャー高安有限会社(現・株式会社ぬちまーす)を設立、「ぬちまーす」の製塩・販売を開始する。12年ぬちまーすが「ミネラル含有種類世界一」としてギネス認定。19年社をうるま市与那城宮城に移転し「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」を設立する。特許庁長官賞(知財功労賞)、文部科学大臣賞(技術部門)など受賞多数。令和4年「旭日単光章」受章。著書に『世界一の海塩 ぬちまーすの力』(幻冬舎)がある。