日本で初めて看護師として独立開業し、在宅看護の道なき道を切り拓いてきた在宅看護研究センターLLP代表の村松静子さん。看護の道一筋に精進し、これまで数1,000人の生と死に向き合ってきた村松さんが語る、自分らしく生き、自分らしい幸福な最期を迎えるために大切なこと――。
在宅看護研究センターLLP代表
村松静子
むらまつ・せいこ
1947年秋田県生まれ。日本赤十字中央女子短期大学卒業。厚生省看護研修研究センター、明星大学人文学部心理教育学科を経て、筑波大学大学院修士課程教育研究科カウンセリング専攻修了。日本赤十字社医療センターのICU看護師長を務め、86年に在宅看護研究センターを設立。2011年フローレンス・ナイチンゲール記章を受章。『「自主逝」のすすめ』『自分の家で死にたい』(共に海竜社)など著書多数。