共に弊社刊『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』に登場された塩見志満子さんと高橋恵さんの人生は、幼少期から試練の連続だった。しかし、その試練を糧に力強く生きる中で、2人は誰かの幸せのために生きる中にこそ、人生の真の喜びがあることを知る。塩見さん85歳、高橋さん79歳。いまなお縁ある人たちのために命いっぱいに生きるお2人に、これまでの歩みを語り合っていただいた。
おせっかい協会会長
高橋 恵
たかはし・めぐみ
昭和17年生まれ。短大卒業後広告代理店に勤務。同社を結婚退職後、2人の娘の子育てをしながら様々な商品の営業に従事し、トップセールスを記録。60年42歳の時にサニーサイドアップを設立。現社長の長女・次原悦子と高校時代の友人・松本里永を巻き込んで始めた同社は現在東証一部に上場。平成25年おせっかい協会を設立。著書に『あなたの心に聞きなさい』(すばる舎)。5月に新刊『営業の神様が笑う時』(秀和システム)を刊行予定。
のらねこ学かん代表
塩見志満子
しおみ・しまこ
昭和11年愛媛県生まれ。日本女子体育大学卒業後、東京都立中学校、愛媛県立高校、同養護学校で教師を務める。退職後、自宅横に知的障碍者が集える「のらねこ学かん」を設立。講演などを続けながら運営に当たる。