令和の時代が幕を開けた。いま、日本人が認識を新たにすべきことがある。有史以来、様々な危機に直面した日本を意識あるリーダーたちが救ってきた足跡である。世界情勢が混迷を極める中、日本が活路を拓くには、先人のこれからの勇気ある決断に学ぶことだとジャーナリストの櫻井よしこ氏は語る。3月に開催された弊社主催一日セミナーにおける櫻井氏の講演内容は、新元号元年のいま、日本を看脚下する一つの立脚点を示したものといえる。
ジャーナリスト
櫻井よしこ
さくらい・よしこ
ベトナム生まれ。ハワイ州立大学歴史学部卒業後、「クリスチャン・サイエンス・モニター」紙東京支局勤務。日本テレビニュースキャスター等を経て、現在はフリージャーナリスト。平成19年「国家基本問題研究所」を設立し、理事長に就任。23年日本再生に向けた精力的な言論活動が評価され、第26回正論大賞受賞。24年インターネット配信の「言論テレビ」創設、若い世代への情報発信に取り組む。近著に『韓国壊乱 文在寅政権に何が起きているのか 』(PHP新書)など多数。