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  • 京都大学名誉教授中西輝政

トランプ関税は
国難にあら
わざわいを転じて福とす絶好のチャンスである

4月初旬にアメリカのトランプ政権が発動した「相互関税」は世界を大きく揺るがしている。とりわけ日本の自動車産業が被る損失は極めて大きい。日本は対米交渉にどう臨むべきか。活路はあるか。そして、トランプ大統領の〝真の狙い〟とは一体何か。中西輝政氏の指摘からはっきりと見えてくる日本再生の道――。

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    京都大学名誉教授

    中西輝政

    なかにし・てるまさ

    昭和22年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。英国ケンブリッジ大学歴史学部大学院修了。京都大学助手、三重大学助教授、米国スタンフォード大学客員研究員、静岡県立大学教授を経て、京都大学大学院教授。平成24年退官。専攻は国際政治学、国際関係史、文明史。著書に『国民の覚悟』『賢国への道』(共に致知出版社)『大英帝国衰亡史』(PHP研究所)『アメリカ外交の魂』(文藝春秋)『帝国としての中国』(東洋経済新報社)等多数。近刊に『シリーズ日本人のための文明学2 外交と歴史から見る中国』(ウェッジ)。