年間10万人以上もの人が命を落とすという脳卒中。この恐ろしい病と向き合い、高難度の手術に果敢に挑み、多くの患者を治癒へと導いているのが谷川緑野氏である。脳外科の最高峰とも称賛される谷川氏は、いかにしてその領域に達したのか。自身を厳しい闘いの場へと突き動かす思いに迫った。
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札幌禎心会病院脳卒中センター長
谷川緑野
たにかわ・ろくや
昭和37年岩手県生まれ。63年旭川医科大学卒業。旭川赤十字病院脳神経外科、市立札幌救急部を経て、平成8年網走脳神経外科・リハビリテーション病院病棟医長。14年同病院院長。在任中に米国デューク大学脳神経外科客員教授。24年札幌禎心会病院脳卒中センターのセンター長に就任。30年同病院院長代行。現職の傍ら、米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校脳神経外科客員教授、東京医科大学病院脳神経外科兼任教授、日本脳神経外科学会専門医・指導医なども務める。