竹村亞希子さんと安岡定子さんは、ともにその内容の深さと分かりやすさで定評がある古典指導の第一人者である。お二人はこれまでどのように古典力を磨き、またそれをどう伝えようとされているのだろうか。古典の魅力や学び方などを交えながらお話し合いいただいた。
こども論語塾講師
安岡定子
やすおか・さだこ
昭和35年東京都生まれ。漢学者・安岡正篤師の孫。二松學舍大学文学部中国文学科卒業。論語教室の第一人者として知られ、子供からビジネスマンまで全国各地で20以上の講座を受け持つ。主な著書に『楽しい論語塾』(致知出版社)『心を育てる こども論語塾』『実践・論語塾』(ポプラ社)『アスリート論語塾』(エクイネット)など。
易経研究家
竹村亞希子
たけむら・あきこ
昭和24年愛知県生まれ。東洋文化振興会相談役。中国古典『易経』を占いでなく古代の叡智の書として分かりやすく紹介。易経全文を読むのに15年をかけるNHK文化センター名古屋教室「易経」入門講座は22年目に入る。著書に『人生に生かす易経』『易経一日一言』(編著)、共著に『こどものための易経』(いずれも致知出版社)『易経 陽の巻・陰の巻』(新泉社)などがある。