深い味わいのある説法で知られる曹洞宗の尼僧・青山俊董師は1月に93歳を迎えた。九十路のいまなお坐禅指導や講演、執筆など多忙なスケジュールをこなし、席の暖まる暇がない。このほど弊社から『天地いっぱい、命を輝かせて生きる』を上梓した青山師に、薫陶を受けた師の教えを振り返りつつ、生きていく上で大切な知恵をご教示いただいた。
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愛知専門尼僧堂堂頭
青山俊董
あおやま・しゅんどう
昭和8年愛知県生まれ。5歳の時、長野県の曹洞宗無量寺に入門。駒澤大学仏教学部卒業、同大学院修了。51年より愛知専門尼僧堂堂頭。参禅指導、講演、執筆のほか、茶道、華道の教授としても禅の普及に努めている。平成16年女性では2人目の仏教伝道功労賞を受賞。21年曹洞宗の僧階「大教師」に尼僧として初めて就任。令和4年大本山總持寺の西堂に就任。著書に『道はるかなりとも』(佼成出版社)『十牛図・ほんとうの幸せの旅』(春秋社)『泥があるから、花は咲く』(幻冬舎)など多数。最新刊に『天地いっぱい、命を輝かせて生きる』(致知出版社)。