昨年(2016年)、リオオリンピックの閉会式後に行われたフラッグハンドオーバーセレモニー(引継式)で見事なパフォーマンスを披露し、世界から喝采を浴びた青森大学男子新体操部。監督として同部を15連覇へと導いてきた中田吉光氏に、男子新体操を牽引し、その発展に懸けてきた半生を振り返っていただいた。
青森大学男子新体操部監督
中田吉光
なかた・よしみつ
昭和41年青森県生まれ。中学時代に新体操を始め、国士舘大学在学中に全日本新体操選手権大会2連覇。卒業後は大阪府・香川県の高校で教職に就き、新体操部の監督として全国大会優勝5回、準優勝10回に導く。平成14年青森大学に新体操部を創設し監督に就任。1年目で全日本学生選手権に優勝して以来、現在15連覇中。