日本トップの損保会社を傘下に擁する東京海上ホールディングスの経営を担い、よりよい社風づくり、人づくりを基盤に新商品開発やM&Aに果敢に取り組んできた永野毅氏。同社を大きく躍進させてきた経営手腕の礎はどのようにして培われたのだろうか。若き日に得た貴重な学びを交えて贈る20代へのエール。
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東京海上日動火災保険相談役
永野 毅
ながの・つよし
昭和27年高知県生まれ。50年慶應義塾大学商学部卒業。東京海上火災保険(現・東京海上日動火災保険)入社。ロサンゼルス駐在員や経営企画部、海外統括等を経て、平成25年東京海上ホールディングスと東京海上日動の社長に就任。31年東京海上ホールディングス会長。令和7年より現職。